インフルエンザにご用心!
2019年が始まり、早くも2ヵ月が過ぎようとしています。1月は正月があることから
「行く」、2月は日数の少なさから「逃げる」、3月は年度末ということで「去る」と
月日の経つのが早く感じることの表現がありますが、まだまだ行きも逃げも去りそうにも
ないものが、この時期に流行するインフルエンザです!
インフルエンザにはA型、B型、C型があり、C型については一度、感染すると免疫が
できるので感染することはないようですが、A型とB型はウイルス自体が変異するため
一度、A型に感染しても変異したA型にはまた感染してしまいます。そのため、毎年の
ように流行してしまいます。今回はインフルエンザについての情報を紹介します。
【特徴】
A型:高熱が出やすく、悪寒、関節痛、筋肉痛なども特徴です。多くの変異ウイルスが
存在し、感染強が強く増殖もはやいため、流行しやすい特徴があります。
B型よりも流行がはやいことも特徴のようです。
B型:A型のように突然変異を起こさないので大流行することは少ないですが
お腹の症状を伴いやすく、数年おきに流行することがあるのが特徴のようです。
A型の流行がおさまってきた頃に出現してくるようです。
【予防法】
インフルエンザの潜伏期間は1~2日で、症状がなくても発症前、解熱後に周囲の人に
うつしてしまう可能性があります。咳、くしゃみなどで放出されたウイルスを吸い込む
ことや、ウイルスの付着したものに手で触れてしまい、その手で鼻や口、目など触ること
で体内にウイルスが侵入してしまいます。
体内に侵入しないようマスクを装着したり手洗いをして清潔を保つことが大切です。
また、空気の乾燥で鼻やのどの粘膜が乾燥すると体の防御機能が低下するため、
湿度を50~60%に保つことも大切となります。人混みを避ける、体の異変を感じたら
出歩かないなどもインフルエンザを拡散しないために必要ではないでしょうか。
全国的にもインフルエンザの患者数が例年よりも多くなっているようですが、当施設でも
インフルエンザA型が猛威をふるっていました。ご利用者、ご家族にご心配をおかけして
申し訳ありません。現在は落ち着いていますが、引き続き感染予防のため、ご面会の制限や
来設時のマスク着用、手指の消毒などをお願いしております。ご迷惑をおかけしますが
ご理解とご協力をお願い致します。
インフルエンザの話題が先行してしまいましたが、暗い知らせばかりではありません。
この時期、サテライトみなみのある四浦半島では河津桜が満開を迎えます!今年は暖冬と
いうこともあり、例年より早く見ごろを迎えています。
まだまだ寒い日が続きますが、確実に春も近づいて来ています。寒さに負けず、インフル
エンザに注意してお過ごしください。